何を行うのか?

プロジェクトについて大学で行われている産学連携に関わる業務を効率的に、かつ社会から高い信頼を受ける形で運営、推進するための方策を探求します。また科学技術そのものに関して、社会に明快な説明を提供し、社会側に生じうる不安や懸念に対しての予防的並びに事後的なケアを行います。前者を組織健全性マネジメント研究、後者を科学技術コミュニケーション研究と呼ぶこととします。

なぜそれを行なうのか?

大学にとって、産学連携の仕事を進めることは重要な社会貢献のひとつです。しかし一方でこの種の活動には、利益相反問題が起こりうるなど、注意深く進めないと大学に対する社会からの信頼を失いかねない危険の芽も含まれています。この危険を未然に防止し、かつ活動の実効性を損なわないマネジメント技法は、確立されていません。組織健全性マネジメント研究では、産学連携の現場に根ざした実践的活動を通じて、この技法の策定と洗練化を進めます。

プロジェクトについてまた、大学に対する信頼をそこなう重要な要因として、先端科学技術の不透明さ、わかりにくさがあります。このため、ある種の科学技術には強い反発や反対運動も生まれています。これらの反対について、できれば未然防止策を策定すること、起こったものについては事後的対応を適切に進めることも大学人にとって重要な社会的責任であると考えます。科学技術コミュニケーション研究ではこの課題に取り組みます。

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